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寄生虫が人に感染!?
ペットの寄生虫は人に感染する可能性もあります。その場合、どのような症状を引き起こすのでしょう?

【脳】
■犬回虫幼虫移行症
犬回虫の幼虫が体内を移行して脳に達すると、てんかんのような発作を起こします。

【眼】
■犬回虫幼虫移行症
犬回虫の幼虫が目に移行すると、目各部の炎症や硝子体の濁り、網膜剥離による視力障害、蚊が飛んでいるように見える飛蚊症、視界にモヤがかかったような霧視など、さまざまな症状が引き起こされます。重症の場合は失明の可能性もあります。

【リンパ節】
■猫ひっかき病
ノミが媒介するバルトネラ菌に感染した猫や犬に咬まれたり、ひっかかれることで感染。リンパ節の炎症や発熱などの症状が見られます。

【肺】
■犬回虫幼虫移行症
犬回虫の幼虫が肺に入ると、咳や喘鳴(ゼイゼイする音)を引き起こします。
■フィラリア症
フィラリア(犬糸状虫)の未成熟虫が肺動脈でコインのようなコブをつくり、咳などの呼吸器症を引き起こします。

【心臓】
■犬回虫幼虫移行症
犬回虫に感染すると、心嚢(心臓のまわりにある袋)の水が必要以上にたまり、健康に支障をきたすことがあります。また、心臓自体の誇張も見られます。

【肝臓】
■エキノコックス症
多包条虫(エキノコックス)の幼虫が肝臓に侵入して、徐々に肝機能障害が進行。末期には重度の肝機能不全に陥り、死に至った症例があります。

【腎臓】
■犬回虫幼虫移行症
犬回虫の感染がきっかけとなってネフローゼ症候群が引き起こされ、死に至ることがあります。

【全身症状】
■Q熱
マダニが媒介するコクシエラ菌が、マダニによる吸血時に体内に入ることで感染します。主にインフルエンザに似た高熱や呼吸器症状、肺炎などのほか、慢性の場合は疲労感、慢性肝炎、心筋炎などを引き起こします。うつ病などの精神的な疾患と間違われることもあります。
■ライム病
マダニが媒介するボレリア菌が、マダニによる吸血時に体内に入ることで感染します。主に、赤い丘疹(マダニに咬まれた部分を中心とする遊走性紅斑)が特徴的にみられますが、発熱、関節痛などのインフルエンザ様の症状を伴うこともあります。放置すると、心膜炎や顔面神経麻痺などが起こることもあります。
■日本紅斑熱
マダニが媒介するリケッチアが、マダニによる吸血時に体内に入ることで感染します。主に39?40℃以上の高熱とともに、手足や顔面などに発疹(紅斑)が多数現れます。重症例では死亡例も報告されています。

【皮膚】
■犬回虫幼虫移行症
犬回虫の幼虫が皮膚に移行することで、かゆみのある皮疹を発症。皮膚の部位そのものに幼虫の存在が認められます。
■ノミ刺咬症
ノミが吸血する際に皮膚を刺して、血が固まらないように唾液を分泌することで、強いかゆみを引き起こします。皮膚に直径1cmほどの紅斑(赤い斑点)や丘疹ができ、かゆみが強いため、ひっかくことで二次感染を起こし、化膿がみられることも。まれに。コブ(結節)や水ぶくれ、血疱なども見られます。
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